発電効率の回復と売電収入の維持

 NEDO技術開発機構の発表ではパネルの汚れが原因で及ぼす収益損失は年間7%と言われています。発電量を高い状態でキープする為にもパネルを洗浄し発電量の低下を未然に防ぐ事で利益向上に繋がります。

太陽光パネルの故障・破損の軽減

 雨水では落ちにくい汚れを長期間放置した場合、ホットスポットの要因となり、パネルの故障、損傷に繋がる恐れがあります。
洗浄をし綺麗に保つ事で、リスクを軽減し 故障率の低下が期待できます。

資産評価の維持・売却時の評価向上

 不動産(発電所)売却時には資産評価としてパネル清掃を行っているか?維持管理はされているか?など発電能力の維持=収益能力の維持(定期修繕)評価として資産評価項目となります。発電所の評価を上げ、売却額を高くする目的でも活用されています。

費用対効果について

COST EFFECTIVENESS

茨木県潮来市 太陽光パネル洗浄

発電能力14.5MW想定年間発電量1550万KWh
Co2削減量年間5800t程度パネルインリー
パネル枚数245W×62000枚使用面積170,000㎡
FIT11円年間売電金額予想170,500,000円
洗浄費用¥6,200,000

以下の表は太陽光パネルが汚れ、発電損失が発生した場合を想定し%でシミュレーションしたものです。

年間損失%年間損失金額費用対効果
損失4%¥6,820,000¥620,000
損失5%¥8,520,000¥8,520,000
損失6%¥10,230,000¥10,230,000
損失7%¥11,935,000¥11,935,000
損失8%¥13,640,000¥13,640,000
損失9%¥15,345,000¥15,345,000
損失10%¥17,050,000¥10,850,000

※洗浄による回復率はNEDO国立研究開発法人シンエネルビー・産業技術総合開発機構の発表では7%程度と発表されております。(汚れ、劣化含む)