マイクロナノバブルは洗剤不要。SDGsに向けた次世代技術

 今、「ファインバブル」が、SDGs時代のテクノロジーとして世界から注目されています。ファインバブルは、直径が100μm(=0.1mm)よりはるかに微細なサイズの気泡なのです。その性質を利用した用途は幅広く、特に『水』という成分ゆえに利用後は土に還るという循環型社会に適応した環境負荷の少ないことは、とても大きな特長と言えます。

 次世代の化石燃料に代替する再生可能エネルギーの最右翼、太陽光発電ですが、効率的な発電を保持するには保守管理が不可欠で、特にソーラーパネル表面の清掃が重要です。
しかしながら、環境への影響や金銭的時間的コストの面から課題となるのが洗浄方法。洗剤を利用した一般的な洗浄方法は、再考するべき時期にあるのではないでしょうか。

 注目のファインバブルはオーダーメイド時代を迎えようとしています。私たちは他社に先駆け、ファインバブルのオーダーメイドに取り組んいます。

 使用する対象物や環境を理解して最適化されたファインバブルだからこそ、例えばソーラーパネルの洗浄においても、効果の最大化・効率的な運用が見込めます。私たちの提案するオーダーメイド・ファインバブルは、SDGs時代に注目の次世代技術です。


「ファインバブル」マイクロナノバブルの特性

 ファインバブルは2種類「マイクロバブル」と、さらに小さい「ウルトラファインバブル」マイクロナノバブルはマイクロサイズ=直径100μm未満で1μm(=0.001mm)以上の泡が「マイクロバブル」、ナノサイズ=直径1μm未満の泡を「ウルトラファインバブル」と呼びます。
 以前は「ナノバブル」「ナノマイクロバブル」など他の呼称されていましたが、現在は国際標準化機構(ISO)で世界各国の代表者が合議してファインバブルとして定義されています。直径100μm未満~1μm未満の超微細な気泡がもつ特性を活かし、洗浄の対象物や使用環境に最適化したファインバブルを製造します。

ファインバブルの特質すべき性質

 一般的な水中の気泡は水面に上昇して数分後には浮上して溶解してしまいます。
「マイクロバブル」が多数入った水は白濁しており、水中の気泡は非常にゆっくりと浮上し、溶解がすすむと収縮して消滅します。
「ウルトラファインバブル」が多数入った水は透明で、「ウルトラファインバブル」は水中で浮上しません。刺激を与えなければほとんど溶解も浮上もすることなく、数週間~数カ月の寿命があるとされています。これらの特性に加え、界面活性作用、ガス溶解促進作用、衝撃作用などをもっています。


ファインバブルの特性と作用

ファインバブル:マイクロバブル、ウルトラファインバブルともに、気泡の大きさや数量や濃度、気泡内のガス成分、気泡を形作る液体の成分、さらに使用時の条件(温度、圧力、刺激など)によっても変化します。洗浄に利用する場合、その対象物に合わせたファインバブルを最適化することが大切になります。

界面活性作用

表面の帯電、表面吸着、表面反発、疎水性相互作用

ガス溶解促進作用

高速ガス溶解、緩慢浮上

衝撃作用

圧壊とは外力を与えて泡を壊すときに衝撃波が発生


ソーラーパネルやガラスハウスの洗浄に最適

 汚れがひどいガラスハウスや長年の汚れが付着した太陽光パネルもマイクロナノバブルを発生させた洗浄システムで施工を行うとマイクロナノバブルがガラス表面の小さなくぼみに入り込み汚れをしっかり剥離いたします。また、弊社施工のマイクロナノバブル洗浄は水道水に含まれる塩素を除去しバブル水を生成し洗浄を行います。この塩素除去を行わないとパネル表面に塩素が付着し塩素が汚れを吸着し落としにくい汚れとなり、残留塩素によりパネルの劣化が生じます。マイクロナノバブルで汚れを浮かせ、ブラシで汚れを除去するシステムの為、洗剤や薬剤は一切利用しませんので土壌汚染を防止し使用する水も最小限に留め、Co2の削減にも貢献いたします。


太陽光パネルを独自技術でコーティング

太陽光パネルの洗浄後に、埃、花粉、黄砂が付着する事を防ぎ洗浄効果を持続させる新技術のパネルコーティングを施します。今回使用するコーティング素材は、酸化チタンを分子レベルよりさらに細かくした世界唯一の技術で製造されたもので、安全性に優れ、環境へも全く影響のない素材で、太陽光パネルの表面をコーティングすることで、自浄作用を格段に高め、発電効率の低下を防ぎます。

太陽光パネル洗浄

純水とマクロナノバブルを最適化したデザインファインバブルによる洗浄

太陽光コーティング

埃、花粉、黄砂などの付着を防ぎ洗浄効果を持続させる新技術でパネルコーティング

発電率の向上

最新技術の太陽光パネル洗浄システムとパネルコーティングは国内初の新技術